2015年2月9日月曜日

在宅医療従事者向け研修「在宅と看取り」を開催しました


日 時 平成2727日 1400分~16

場 所 東伊豆町役場大会議室

講義Ⅰ 人はどう終わりの時を迎えるのか

講 師 伊豆今井浜病院 がん性疼痛看護師 金指美里看護師

講義Ⅱ 在宅と看取り

講 師 佐久間病院 院長 三枝智弘先生

   

 東伊豆町役場大会議室にて「在宅と看取り」というテーマで研修会を開催し、120名の参加がありました。河津・東伊豆町以外からの参加者も多く、この地域の医療従事者にとって大変興味深いテーマであったと思います。















 講義Ⅰでは、当院のがん性疼痛認定看護師 金指美里看護師に「人はどう終わりの時を迎えるのか」というテーマでお話をしていただきました。実際に看取りに関わることが少ない在宅医療従事者の方たちにもイメージしてもらえるよう、総論的な観点から患者さまの変化や家族の関わり方などを具体的に説明していただきました。短い時間でしたが、大変分かりやすい講義でした。

 
 
 
 
 
 
 講義Ⅱでは、佐久間病院 院長 三枝智宏先生に「在宅医療と看取り」というテーマでお話をしていただきました。深刻な過疎化と高齢化が進む佐久間地区での在宅医療を充実させるための取り組みは、限られた資源の中でよく工夫されており、是非この地域でも取り入れたいと思うようなものがたくさんありました。中でも、先生を取り巻く在宅医療スタッフがとても上手に顔の見える連携をされているのに感心させられました。在宅での看取りのお話は、考えさせられることが多く、自分たちの医療を今後どのように在宅に上手くつなげていくかが課題であると痛感しました。

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